弊社では精密溶接で培った技術を用いた、高耐久のタングステン・モリブデン熱電対ヒーターチップを製造しております。日本アビオニクス株式会社のパルスヒートユニット(NA-111、NA-112)に対応するスタンダードな形状のヒーターチップから、貴社のご希望に沿う細かな仕様まで幅広く対応しております。
弊社で母材を仕様通りにカットし熱電対と圧着してお届けすることが可能です。
規格一覧
FYK-001
高さ:15㎜ 幅11㎜ 板厚1.6㎜
FYK-002
FYK-003
FYK-004
弊社のヒーターチップの特徴
1. 80ミクロンの熱電対の溶接が可能
弊社の製品を測定した波形には、振れがほぼ見られません。設定した温度までスムーズに立ち上がり、正確な温度で熱電対の圧着が可能です。電圧が安定して伝わるよう、溶接を丁寧に仕上げております。
2. オーバーシュート量を下げてワークへの負荷を減らす
安定した電圧測定は、安定したフィードバックに繋がります。設定した温度を超えてしまうオーバーシュート量を減らすことで、ワークへの余分な負荷を無くします。
3. 母材と熱電対の強固な溶着で長期間の使用に耐える
タングステン母材と熱電対の溶着箇所が約40万回の使用に耐えることが可能です(自社工場で計測:AVIO MODEL TCW-115Aを2ヶ月間連続稼働)。モリブデンより硬く長期間使用できるタングステンですが、通常の溶接では溶着部分が剥離してしまうことがあります。弊社では独自技術を用いて溶着部分を強化し、タングステンでの使用回数を大幅に伸ばしました。
導入実績
富士通アイソテック株式会社
株式会社村田製作所
オリンパス株式会社
ムネカタ株式会社
導入機器
令和2年度には三菱電機ワイヤ放電加工機「MP-1200」を導入しました。これまでより更に微細な仕様に対応し、お客様のご要望以上の製品を手掛けます。
製品のご注文
以下の注文フォームよりご注文ください。