「アーク溶接材料を対象としたPRTR排出量等の算出方法」


2001年1月1日より「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (化学物質排出把握管理促進法)」(以下,化管法,いわゆるPRTR法)が施行されています。
これは人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質について,事業所からの環境(大気,水域,土壌)への排出量及び廃棄物に含まれての事業所外への移動量を,事業者が自ら把握し,都道府県を経由して,国に対して届け出る制度で,PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)制度と呼ばれています。

アーク溶接材料は事業者の規模や材料に含まれる指定化学物質の取扱量によっては届出の義務があるため,日本溶接棒工業会 技術調査委員会 MSDS分科会において,アーク溶接材料を対象としてPRTR排出量等の算出方法が作成されましたので、ご案内いたします。

資料は以下のとおりです。
資料1 アーク溶接材料を対象としたPRTR排出量等の算出方法 (PDF→こちら
資料2 別表1−1,別表1−2,別表1−3,別表2及び別表3 (PDFファイル)
別表1−1 各種溶接材料の残材率の一例(参考値)
別表1−2 フラックス入りワイヤ及びソリッドワイヤの1m当たりの質量(参考値:弊社該当製品無し)
別表1−3 帯状電極の1m当たりの質量(参考値:弊社該当製品無し)
別表2 各種溶接材料におけるCr,Ni,Mn及びMoの溶着金属への移行率(参考値)
別表3 各種溶接材料におけるCr,Ni,Mn及びMoのヒュームへの移行率(参考値)
資料3 溶接工程用作業シート (MS-Excel)
資料4 軟鋼及び490N/mm2級高張力鋼用溶接材料(ソリッドワイヤ及びサブマージアーク溶接材料)に対する算出例 (PDFファイル)


算出例は該当溶接材料の一例です。資料1〜3を参考に,添付致します「溶接工程用作業シート(算出プログラム)」にデータを記入いただき,化管法(いわゆる,PRTR法)の指定化学物質の排出量等を算出してください。各々の溶接材料における指定化学物質の含有率は,「化管法に準拠したMSDS」の"2.組成,成分情報"をご参照ください。また,資料2の別表に示します各種数値はあくまで参考値ですので,貴社でデータがあればそれをご使用ください。

なお,添付致します「溶接工程用作業シート(算出プログラム)」は,その内容を保証するものではありません。貴社の責任においてご使用ください。

各年度把握した排出量等の届出期間は,原則として翌年度の4月1日から6月30日までです。 
                                    

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